5月4日(月) | 午前10時 | 斎王代女人列御禊神事 下鴨神社 |
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葵祭の行列に華が咲く斎王代には市内の未婚の女性が選ばれ、祭に奉仕する斎王代以下童女など女人列に参加する50名余りが、葵祭の前儀の一つとなるみそぎ祓を行います。
斎王は、「いつきのひめみこ」とも称され、「斎」とは「潔斎して神に仕える」ことで、伊勢神宮や上賀茂神社に奉仕して精進潔斎する皇女や王女があたり、未婚の内親王が選ばれていました。
810年(皇紀1470)弘仁元年、 嵯峨天皇が伊勢神宮の斎王にならって、賀茂の社にも斎王がおかれた。
斎王代は、十二単を着て、御手洗池(みたらしいけ)で川の水に両手を浸して身を清め、人形(ひとがた)を流して御禊(ぎょけい)が行われます。
手には、桧扇(ひおうぎ)を持ち、四方が開放され、御簾が取り付けてある「四方輿」と称される腰輿(およよ)に乗ります。
午前10時からの神事次第 | |
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一、斎王代や女人列が一ノ鳥居より参進 | |
一、手水の儀 | |
一、橋殿殿上に著座 | |
一、中臣祓詞宣読(のりとせんぞく) | |
一、斎王代や女人列の修祓 | |
一、御手洗川にて御禊 | |
一、形代(かたしろ)にて解除(げじょ) | |
一、本殿を遥拝 | |
一、全員退下 |
「斎王代女人列御禊神事」は下鴨神社、上賀茂神社で一年毎に交代で行なわれる。(平成27年は下鴨神社 10:00~)