令和の時代の幕開けを飾る第64代斎王代は、負野李花(おうのりか)さん(23)が選ばれた。
負野さんは村田製作所勤務。
同志社高在学中にラクロス部で主将を務め、全国大会で優勝した。
父和夫さん(57)はお香の老舗「負野薫玉堂(くんぎょくどう)」(京都市下京区、1594年創業)経営。
負野さんは「新時代も平和の時代になるようにとの気持ちを持って務めたい」と抱負を語った。
葵祭に先立ち、5月4日午前10時から御手洗川に指先をつけ清める「斎王代女人列御禊神事」が下鴨神社で執り行われる。
この神事は、下鴨神社、上賀茂神社で一年毎に交代で行なわれる。